REPORT of 濱田洋服店 HAMADAYOUFUKUTEN



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今年のPITTIは不景気にも関わらず大勢の人でした

今年のPITTIは、大勢の人だな~というのが第一印象でした。相変わらず1月のイタリアは曇り空。気温は7度ぐらいだったでしょうか。コレクション内容は、昨年と極端に違った印象は受けませんでしたが、絶妙のバランスのコート類や美しいシャツ、そして色鮮やかなメンズ用マフラーやショールが目を惹きました。2年前からご縁を頂いているアルバザールのリーノさんや、ミラノの一流サルト(仕立て屋)にアドバイスを受けながらスーツ生地の傾向やディテールの構成など、いろいろ質問攻めさせて頂き有意義なPITTIでございました。今年の仕入れの、目玉はなんといっても冬用のショール+マフラーです。ペルージャの職人さんと提携して美しいショールの仕入れをさせて頂きました。今年の夏の後半には皆さまにご提案できると思います。

帝王チロ・パオーネ氏からの洗礼

日本でも服好きのかたならもちろんご存知でしょう。イタリアを代表する超高級紳士服ブランド「Kiton」の存在を。この度、クラシコ イタリアの帝王・Kiton創始者のチロ・パオーネ氏とお話しさせて頂く機会を頂きました。毎年PITTIでお見かけするチロ・パオーネ氏でしたが、いつも取り巻きが厳重で近くにも寄れない雰囲気なのです。世界中のファッション関係者が彼に挨拶したり、彼の手の甲にキスをするために彼の横に並び膝をつきます。今回も私は遠くから御姿を拝見していました。するとチロ・パオーネ氏と目があったと思ったら、手招きして下さっているではありませんか。近づいて行くと取り巻きの方に一度止められたのですが、パオーネ氏がずっと手招きして下さって御膝元まで行くことができました。日本で仕立て屋として頑張っています。と伝えると、「頑張りなさいね」と私の頭を数回なでで下さいました。私にとってはローマ法王から洗礼を受けたような気分で、その後一日なんだか夢の中の世界にいるような気分で過ごしました。すでに神の領域に達しておられるチロ・パオーネ氏に心から感謝しています。

PITTIにてアルバザールのリーノ氏と

PITTIPITTI
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PITTIKitonの創業者チロ・パオーネ氏と

今年のPITTIは寒かったです

今年のPITTIは、昨年同様の雨模様。フィレンツェはこの季節よく雨が降ります。さ~て今年はどんな感動があるかとPITTI会場のバッソ要塞へと足を運びました。世界金融恐慌だというのに、いつもながらの変わらぬ盛況ぶり。そしてイタリア人達の華やかな色遣いのジャケットには、やはりこの国の力強さを感じざるをえませんでした。ポイントとして使う色としてはやはりパープル系が多く、マフラーやセーターの色に使われていました。ジャケットは定番の紺系を中心に今年はグリーンが目立ったな~。新しい定番としてこれなら日本でも大丈夫と思いました。ライトグレーのスーツや、ダブルのスーツも増えていました。イタリアでもジーンズスタイルはもう常識となり、ジャケット+シャツ+ジーンズはもう会場中いっぱい。でもみんなコーディネイトの巧みさでちゃんと個性を出していました。いろんなアイテムのインスピレーションとコーディネイトのポイントを勉強させられた収穫の多い今年のPITTIでした。

リーノさんとの出会い

雑誌レオンでもおなじみのミラノファッションの伝道師、アルバザールのリーノ氏とPITTIでお会いすることができました。昨年南麻布で、ばったりお会いし自己紹介などをさせて頂いたとき、来年のフィレンツェ(PITTI)で会えるといいですね。と言って別れたことを覚えてくださっていました。たった一度会っただけで半年も経っていたのに覚えて頂いていて光栄でした。今度は彼の経営するミラノ本店に誘われましたので、次回のミラノ行きの楽しみが一つ増えました。いろんなことを気軽に教えてくれるリーノ氏の人柄が嬉しかったです。

PITTIにてアルバザールのリーノ氏と

足の骨が折れても尚、オシャレせねば!!素晴らしいアルスターコートです
今年はこのグリーンジャケットに注目エルボーパッチは今年日本でも流行りそう



フィレンツェ・アルノ川の夕暮れクリックすると拡大

宝飾職人との出会い。

FIRENZE

5年前からフィレンツェを訪れるたびに、老舗の宝飾店のウインドーが気になっていた。今回の出張で思いきって店内に入ってみた。通常は鍵が締められている。店内にお店の人がいる時に戸を叩いて入れてもらうというシステムです。ちょっと日本では考えられませんよね。パリス・ヒルトンをはじめ世界中のVIPもご用達で、さまざまなイベントやセレモニーで、ご婦人方の胸をきらびやかに飾り立てる。この店はフィレンツェの中心街に小さく存在する。気をつけて通らないとすぐに通り過ぎてしまうぐらい目立たない店だ。シルバーの美しい加工品を手作りで作りだす店内には、貴金属を加工する職人台があり、多くの道具が立ち並ぶ。ハンドメイド王国フィレンツェが誇る名店といっていい。

行きつけのバールができました。

FIRENZEのBARにて

毎年訪れるフィレンツェにようやく行きつけのBARを見つけました。イタリア人はみんな行きつけの BARを持っています。その習慣が私の憧れでもありました。ようやく見つかったのです。さっそく毎日通いました。これから毎年行くたびに毎日通うつもりです。ちなみにエスプレッソ一杯がなんと1.5ユーロ。1ユーロ130円として約200円しかも日本とは比べ物にならない美味しさです!!