オシャレとは?
まずお伝えしたいのは、モーダの服を着るということがイコール「オシャレ」では決してないということです。そして、奇抜な衣装であることもオシャレではありません。さらに分をわきまえず、贅沢な衣装に身を包むことなど、オシャレとは程遠い行為です。
オシャレであるということは、自らを知り、そしてその衣装の意味を知るということです。コンサバにも、モーダの世界にも、ちゃんと最低限の法則があるのです。
まず自分の分に合った衣装でなくてはいけません。贅を尽くす必要は決してないのです。年齢や地位に合わせて自らが一番美しく見える服を探すのです。
全身の力を程よく抜いて、頭のてっぺんに糸を付けて、その糸でピンと吊られた状態を作ります。そして僅かにかかとを上げた状態。これがオシャレの極致です。(精神的な意味の表現としてです)
イギリスでは、オシャレとは引き算の美学といういい方をします。完璧な着こなしから何か一つだけ欠けさせる。たとえばネクタイを緩めたり、カフスのボタンをはずしたりと言ったことをするのです。日本的な表現を使うなら、満開の桜から1日経った、散り始めた桜。ここに美しさを見出す美学がイギリスにはあります。
変って、イタリアは女性を口説く為の衣装といってもいいかもしれません。異性を意識して、「とにかく男は美しくあれ!!」これがイタリアの美学です。
オシャレと一言で言っても、それが美意識であるかぎり、哲学である限りその深さは測り知れません。
Masayuki Hamada

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